No.24 水や油などの環境対策に。ロボットの活用範囲を広げる「ロボットカバー」

産業用ロボットの普及が進むにつれ、水や油の飛沫、溶接工程の火花(スパッタ)、クリーンルームに影響を与えない低発塵など、使用環境への要求も増えつつあります。
オリエンタルモーター製の小型ロボットもそういった環境で使用されることもあり、ロボット保護の観点から「ロボットカバー」のニーズが高まっています。

今回はこのような設置環境に関する課題の解決策として、ロボットの作業着ともいえる『ロボットカバー』をご紹介します。

〈対象ロボット〉

小型ロボット OVR 6軸垂直多関節
小型ロボット OVR 5軸垂直多関節
小型ロボット OVR 4軸垂直多関節

 \使用環境やカバーサイズに関してお問い合わせください/   
          

ロボットカバーとは

垂直多関節ロボットアーム用のカバーです。衣服を着せるように装着して使用します。目的は大きく2つ。ひとつは使用環境によるロボットのダメージを防ぐ(異物や水の侵入防止)こと、もうひとつはロボットが動く際に発生する塵埃を飛散させない(クリーンルーム内のクリーン度の維持)ことです。

目的や代表的な用途・環境

目的 保護対象 代表的な用途・環境
使用環境による
ロボットのトラブル防止
食品機械
油・切削粉 工作機械
塗料 塗装機械
火花 溶接機械
使用環境の
汚損度(汚染度)を上げない
塵埃 クリーンルーム

主な仕様

全垂直多関節ロボットが対象で対応できます。

メーカー ㈱テイアイテイ
型番 RF-SIA※1 RF-SIP※1 RF-PU※1 RF-PUM※1
名称 シリコテクスA シリコテクスP PUラミ 導電糸入りPUラミ
特徴 基布に難燃性の機能を持つアラミド繊維を使用。 より耐熱性に優れ、溶接におけるスパッタ(火花)除けとしても活躍します。 表面のシリコーンコーティングは、防汚性、耐薬品性、防水性に優れ、付着した汚れをカンタンに拭き取れます。 無縫製タイプで、防水性、防塵性に優れています。
薄い白い生地のため、カバーを着けていてもロボット本体を透けて見ることができます(視認性が高い)。
無縫製タイプで、防水性、防塵性に優れ、基布に帯電防止機能があり、対静電気やホコリがつきにくい特徴があります。
クリーンルームでの使用や、長期保管時のホコリ除けカバーとしてもお使いいただけます。
代表的な用途・環境 溶接機械・工作機械 工作機械 食品機械 クリーンルーム
素材 アラミド基布

シリコーンコーティング
ポリエステル基布

シリコーンコーティング
ポリエステル基布

ポリウレタンフィルムラミネート
ポリエステル基布

ポリウレタンフィルムラミネート
カラー ライトブルー
ダークグレー

白(グレーストライプ)

耐熱温度 200℃(難燃タイプ) 200℃ 80℃ 80℃
防水性
防塵性
耐久性
耐薬品性 ○※2 ○※2 ○※3 ○※3
食品衛生法対応
汚れの拭き取りやすさ
発塵性
対静電気・帯電防止
※1:ロボットのタイプによって品名が変わります。お問い合わせください。
※2:過酸化水素水(オキシドール)、次亜塩素酸水(濃度400ppm)、次亜塩素酸ナトリウム(濃度0.1%)、硝酸(31%)、塩酸(23%)、アンモニアについて評価。いずれも生地の割れ、異常なし。硝酸、
    塩酸において
は一部退色あり。
※3:過酸化水素水(オキシドール)、次亜塩素酸水(濃度400ppm)、次亜塩素酸ナトリウム(濃度0.1%)、硝酸(31%)、塩酸(23%)、アンモニアについて評価。いずれも生地の割れ、異常、変色なし。

ロボットに着せてみた




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